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チーミングとは?リーダーに求められる目標達成のマネジメント

先週の週刊ダイヤモンドの特集は、当サイト(ビジクウ)で伝えたかったことをおさらいする良い教科書になりました。

コロナ禍の影響でリモートワークをビジネスに取り入れる企業が増え、リーダーには新しいマネジメントの形が求められるようになりました。コロナがビジネスモデルを変革する良いきっかけになっています。

今日は週刊ダイヤモンドでも取り上げられていたビジネスにおける「チーミング」についてのお話です。

www.diamond.co.jp

チーミング(TEAMING)とは?

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チーミングとは、ハーバード大学の教授である「エイミー・C・エドモンドソン」が提唱した、不確実性の多い状況下において、目的を達成するために協力をしてタスクを消化していき、組織でゴールに向かうことを表しています。

簡単に言うとチーミングは以下のようになります。

個性を活かしたチームで目標を達成すること

リモートワークが増えることで顔を合わせたコミュニケーションが取りにくくなっている今の時代は、チーミングの概念を意識したマネジメントが効果的です。ビジネススタイルが変われば、マネジメント方法も変化しなければなりません。

チーミングの心理的安全性とは?

 チーミングでは、「心理的安全性」の概念がとても大切です。

気持ちが安定した状態を維持していなければ、チームで目標を達成することができません。メンバーが安心して仕事に取組み、仕事の生産性を向上させるためには、リーダーが意識すべきマネジメント方法が求められています。

 

 

チーミングでリーダーが取るべきビジネス行動

メンバーのパフォーマンスを最大限発揮させるために、リーダーが取るべきチーミングのマネジメント方法をご紹介します。当サイトで細かく記載している過去記事がありますのでリンクをつなげます。

①よく失敗することを示す

リーダーだって仕事での失敗や間違いをたくさん起こします。過去に経験してきた失敗談だけでなく、今でも多くの失敗をしているものです。リーダーだからといっても、うまく立ち振る舞えないことがたくさんあります。

自分は仕事ができる!と思っていたビジネスマンは、リーダーに昇格してから気付く自分の未熟さに落ち込むことがあるのです。

自分ができないことをさらけ出すこと、不可能に一緒に協力して立ち向かおうとする気持ちを表すようにします。それによってメンバーができないことが間違いではないと感じるようになり、仕事に前向きに取り組めるようになります。

自分ができないことはメンバーに聞けばいいのです。部下の方が詳しいことだってあるわけです。上司と部下とのコミュニケーションを良化させるマネジメント方法です。

 

②話しかけやすいリーダーになる

リーダーになると、メンバーと直接話す機会が減る場合があります。

例えば、プロジェクトリーダーや主任といった立場の社員が同じチームにいる場合、彼らの成長のために一般社員とのコミュニケーションを任せているケースです。

リーダーが全てのメンバーとコミュニケーションを取ることは、メリットもあればデメリットもあります。ただ、リーダーに話しかけにくい状況を作るのはよくありません。身近にいる先輩ではなく、直接リーダーに相談したいこともあるはずです。

リモートワークの環境であれば、話しかけやすいリーダーである必要があります。

 

③求めることを明確にする

マネジメントとは、組織が成果を上げることです。

リーダーが自分のチームの成果を上げるため、何をメンバーに求めているかを明確に示してあげましょう。なんとなくのゴールに向かっているだけでは、チーミングの効果は発揮されません。

メンバーの個性をよく理解した上で、マネジメントをします。

  • 近い目標 :今取り組むべきタスクを明確にする
  • 中間の目標:年度内に達成すべき目標を明確にする
  • 将来の目標:将来なってほしいビジネスマン像を明確にする

キャリアパスを意識したビジョンを掲げてあげます。メンバーは、求められているゴールが明確になることで、安心して仕事に取り組むことができます。心理学的安心を与えるのです。

求めるゴールは、仕事を継続していく中で変えても問題ありません。

メンバーが迷っている場合には、軌道修正のアイデアを出します。モチベーションを維持してもらうためにも、リーダーは常にメンバーの行動を観察しておかなければなりません。

 

④メンバーの意見を重視する

リーダーが話していることが正しいとは限りません。

これまでの経験値からチームをマネジメントしているわけですから、経験値だけでいえば質の高い考えを持っているかもしれませんが、メンバーの主張の中にはとてもインパクトのあるアイデアや熱い想いが隠れていることがあります。

リーダーは、メンバーの意見を尊重して、チームマネジメントに活かしましょう。メンバーの承認欲求に応えてあげることで、仕事へのモチベーションは高くなります。

 

⑤失敗を受け入れる

誰にでも失敗はあるものです。メンバーの失敗を受け入れることができる器の大きなリーダーが求められています。失敗を責め続けていては、個性を活かす場面が減少してしまいます。

挑戦をして失敗することで学ぶことはたくさんあります。強い意志が入っているからこそ、失敗からスキルアップを望むことができます。重要なのは、失敗から学ぶことをリーダーが促してあげること。

チーミングの概念を意識した重要なコミュニケーションの一つです。

 

チーミングのまとめ

チーミングの考え方から、リーダーが取り組むべきマネジメントについてまとめました。これまで当サイトで伝えたかったこととリンクしている部分が多くあります。

リーダーは日々多くの悩みを抱えています。取組み一つ一つが将来の組織力向上につながれば幸いです。