新社会人になると、組織と個人の目標を達成するために行動しなければなりません。目標管理で重要なのがKPIです。新人が立てるKPIで意識すべきたった1つのことについて解説します。
新人が立てるKPIで意識すべきたった1つのこと
KPIとは「Key Performance Indicators」の略で、立てた目標の進捗が分かるようにした指標のことです。新人のKPIとは、自分が1年間で達成すべき目標を設定したもので、期中で進捗度合いを測ることができるようになります。
新人が立てた目標が組織のKPIにリンクしていなければ、上司やトレーナーは正してあげなければなりません。では、なぜ新人のKPIが組織のKPIにリンクするように意識すべきなのでしょうか?
新人のKPIが組織のKPIにリンクするメリット
新人のKPIが組織のKPIにリンクすることで大きく3つのメリットがあると私は考えます。
①帰属意識が高まる
新社会人になり配属されたばかりの時は、まだ気持ちがフワついている新人が多いです。これはビジネスの現場で実践を経験していないわけですから、当然のことです。
部署に配属されたからには、会社の1員として利益貢献しなければなりませんし、部署のメンバーと共に成果を出していく必要があります。
自分のKPIが組織が目指すべき目標につながれば、
②目標を見失わない
目標管理に慣れていないと、自分が立てた目標を忘れてしまいがちです。しかし組織のKPIに自分のKPIがリンクしていれば、
最初のうちは自身のKPIを見失いがちなので、定期的な面談を通して上司や先輩は進捗の確認をしてあげるといいでしょう。
③やりがいを持って仕事ができる
自分のKPIの進捗が良い時は、自分が成長しているときです。自分のKPIが組織のKPIにつながっていれば、
自宅で資格勉強をすることだって、会社の利益に貢献できていると分ければやる気が出てくるものです。
仕事へのやりがいを見つけられない新人が増えています。「目標管理なんてめんどうだ」と考える新人も多いでしょう。しかし、目標があるかどうかで日々の充実度は大きく変わるのだと、KPIを通して実感してもらうことが大切だと思います。
まとめ
新人が立てるべきKPIで意識すべきことをまとめました。組織のKPIにリンクさせることで、新人の成長はより早まってくれることでしょう。
新人だからだと上司が甘く見るのではなく、配属されたら会社組織の1員です。同じ目標に向かって努力をする大切なパートナーとして、新人の成長をKPIを通して指導していく環境を作っていきましょう。