仕事が忙しい時よりも仕事が暇な時の方がよりストレスを感じる人も多いのではないでしょうか。
私は仕事が暇な時の方がつらいと感じるタイプなので、暇な時間をどう過ごすか、時間を有効活用できる方法をいろいろと試してきました。当記事では、仕事が暇でつらい人に向けて「すぐに実施できる10のこと」をご紹介します。
仕事が暇でつらいと感じる理由とは?
まず、仕事が暇でつらいと感じる理由について整理します。
罪悪感を感じる
周りの同僚が忙しいのに自分だけ暇だと罪悪感を感じてしまいます。
働いて成果を出していないのに、このまま給料だけもらっていいのだろうか、と考えてしまいます。アルバイトやパートだと仕事が暇でもいいやと割り切れることでも、社会人になると暇な時間の罪悪感は大きなストレスになります。
時間が経つのが長い
仕事が暇な時間は、仕事が忙しい時よりも長く感じます。1日中暇だということは、勤務時間の8時間をボーっと過ごすことになってしまいます。頭や体を動かしている時間の方が早くすすみます。
仕事ができない人間だと落ち込む
仕事が暇な時間は余計なことを考えてしまいがち。自分は仕事ができないから何も課題を与えられないのだ、と落ち込んでしまうことも。やる気があったビジネスパーソンでも暇な時間が増えるとモチベーションが低下していきます。
仕事が暇でつらい人がやるべき10のこと
仕事が暇でつらい人がやるべきことを以下の10個にまとめました。全てやるのではなく、自分に合ったものから組み合わせて取り組んでみてください。
- 1.タスクを書き出す
- 2.資格勉強をする
- 3.Excelのスキルアップをする
- 4.パワーポイントのスキルアップをする
- 5.情報サイト・ニュースサイトを活用する
- 6.伸ばしたいスキルを選ぶ
- 7.ノートを活用する
- 8.周りを助ける
- 9.立候補する
- 10.転職サイトに応募してみる
1.タスクを書き出す
仕事が暇な人は、会社に出勤したら当日に自分がやらなければならないタスクを書き出します。すぐに捨てられる付箋で問題ありません。
タスクを書き出すメリットは、仕事の優先順位が文字で見える化されることです。
急ぎの仕事は早めに取り組み、急ぎでない仕事も仕事が暇な時に前倒しで取り組めます。早く終わらせたらまた暇になるのでは?と思うかもしれませんが、前倒しした時間には必ず新しいタスクが入ってくると信じましょう。
見えていなかった仕事に気づくことができる点もメリットですね。
2.資格勉強をする
資格勉強に取り組むと暇な時間がつらいと感じなくなります。仕事に直接関係するものでもいいですし、少し変わったものでも構いません。目標ができるだけでモチベーションを維持することができます。
資格勉強する際には、テキストを読むといった周りから目立つような行為はやめましょう。あくまで周りにはバレないように、例えば過去問をパソコン上で解いてみる、くらいがちょうど良いと思います。
3.Excelのスキルアップをする
Excelは、どんな仕事でも活用するソフトです。Excelのスキルアップは仕事の生産性向上にもつながりますし、マクロを活用したツールを作成できれば周りを助けることもできます。
クラウドサービスが拡大しても表計算ソフトが無くなることはないでしょう。必ず役に立つはずですし、役立つからこそ勉強にも身が入ります。
4.パワーポイントのスキルアップをする
パワポが上手く使えるようになると、ビジネススキルは格段にアップします。パワポをスキルアップさせるコツは、使い方を学ぶのではなく
自分なりのデザインスタイルを見つけるためには、ネット上に落ちているデザインサンプルを利用してみてください。しかし、
- 自分が置かれているビジネス環境をまとめる
- これからのキャリアパスを表してみる
- ビジネス用語を図解で説明する
上記の資料であれば作って損はありませんし、
5.情報サイト・ニュースサイトを活用する
仕事が暇でつらい人は、情報サイト・ニュースサイトを活用しましょう。
情報の引き出しを増やしておけば、様々なビジネスシーンで活きます。お客様との交渉の場面や友達との雑談シーン、ドキュメント力の向上にもつながります。
最初はネットサーフィンから初めて、自分に合っているなと思ったらぜひとも有料会員のサイトに登録してみてください。例えば、日経新聞や日経ビジネス、プレジデントなどの有料会員です。お金を払っているため、情報を嫌でもインプットしたくなります。
私が加入していてお勧めなのは「NewsPicks」です。月1700円と少し高めなのですが、専門の動画配信もありますし、ニュースに対してコメントしている人の考え方を学ぶこともできます。スキルアップコンテンツも多くて、時間がいくらあっても足りなくなります。
6.伸ばしたいスキルを選ぶ
ビジネスに必要なスキルアップをしたいと、様々な分野に手を出してしまう人がいます。自分が伸ばしたいスキルのスコープを絞るとやりがいも増えるでしょう。
ロジカルシンキングのスキルを伸ばしたい!と思ったらロジカルシンキングに関係する書籍やセミナーを受けるように集中することで、自信にもつながります。スキルアップして自信がつけば、自己肯定感が高まり、暇な時間も有意義に過ごせるようになると思います。
7.ノートを活用する
仕事中にネットサーフィンをしていると周りの目が気になりますし、本を堂々と読むこともできない。デスクワークではない人は、ずっとスマホを眺めているわけにもいかない。
ノートを眺めていると新たな気づきも生まれてくるでしょう。気づいたことをメモすればノートの価値は更に向上します。
ロルバーンのスリムノートは、内ポケットに入れやすくて最高です!
8.周りの仕事を助ける
周りのメンバーを積極的に助けて、仕事が暇になる時間をなくしましょう。周りを助けることができるかどうかは、意識の問題です。普通に考えれば、周りを助ければ喜んでもらえるし暇な時間も無くなるわけです。
それでも周りを助けることができないのは、助けたことで面倒なことも増えるのでは?と思ってしまうからです。私はいつも「いいじゃないか、面倒なことが増えても」って考えるようにします。なぜなら、
今まで抵抗があった人も周りに声をかけて今すぐコミュニケーションを取りましょう。
9.立候補する
選挙に立候補するのではなく、社内のタスクフォースやワーキンググループに立候補するという意味です。タスクフォースとは、社内の間接プロジェクトのことを指します。どのような企業にも間接プロジェクトは存在しているかと思います。
これは企業によって違うかもしれませんが、私が経営者なら間接プロジェクトへの立候補は評価に値すると思っています。
10.転職サイトに応募してみる
仕事が暇な人は転職をしよう、という絶対的な意味ではありません。転職サイトに応募すると気付くことが多くあります。
転職は新しいフィールドへのチャレンジです。自分がどのような企業からスカウトを受けるのか、またエージェントであればどのような企業を勧めてくるのか。今まで会社の中だけで考えていた思考が壁を乗り越えて社会全体に視点が移ります。
結果、転職する意思が芽生えたのならそれは運命だと思います。
まとめ
仕事が暇でつらい人がやるべきことを10個まとめてご紹介しました。
まずはどれか1つからでもいいので試していただき、時間を有効活用できるようになれば嬉しいです。