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作業興奮とは?やる気が出ない人がスイッチを入れる方法を伝授!

作業興奮とは?

やる気が出ないビジネスマンの心にエンジンをかける方法が「作業興奮」です。

長い休み明けはとても憂鬱で仕事にやる気がでませんよね。また、仕事で失敗して落ち込んでいる時には仕事に前向きに取り組めないものです。

作業興奮を知っていれば、自分の心をコントロールして、やる気を引き出すことができるようになります。

 

 

作業興奮とは?やる気が出ない人がスイッチを入れる方法

作業興奮でやる気を出す

作業興奮とは、やる気が無い状態でも行動を続けていれば徐々にやる気が出てくる脳の作用のことです。

人がやる気を引き出す成分を「アセチルコリン」と言います。人は行動を起こすと、指先や視覚から脳に刺激を送ります。刺激に対して脳の「側坐核」が反応してアセチルコリンを多く分泌するようになります。これが作業興奮のからくりです。

作業興奮の事例

以下の事例を見れば、作業興奮を誰もが経験していることが分かります。

  • 家の掃除をやり出したら止まらなくなった
  • ジグソーパズルを止めるタイミングが分からなくなった
  • 書類のホッチキス止めをしていたら楽しくなってきた

最初はやる気がなかったことでも、やり出したら憂鬱な気持ちがなくなり、仕事が前に進み出すことがあると思います。作業興奮の状態を意図的に作り出すことができれば、徐々に心と体が仕事モードになっていきます。

作業興奮は脳を意図的に騙しています。

あなたの身近にいるやる気に満ち溢れた人は、作業興奮をうまく利用しています。

作業興奮を引き出す方法

やる気が出ない時に作業興奮を引き出す方法についてご説明します。

10秒だけ作業を開始して作業興奮を引き出す

10秒だけ目の前の仕事にとりかかってください。最初から1時間の作業をするのではなく、10秒だけと割り切ればスタートできるのではないでしょうか。

作業興奮でモチベーションアップルすためには、0では何も始まりません。たった10秒の作業開始が大切です。

午前中を単純作業に切り替える

休み明けにいきなり頭を使う仕事ではなく、単純作業や頭を使わない簡単な業務に取り掛かるようにします。本来、タイムマネジメントがしっかりできている人は、午前中に頭を使う仕事をしている人が多いと思います。

休み明けが憂鬱な人は、一日の仕事の配置を変えてみるのです。

単純作業で作業興奮が活性化し、やる気が出やすくなります。

紹介したのは、午前中にどうしてもやる気が出ない場合の対処方法です。
本来は、午前中にクリエイティブな仕事に取り掛かる方が脳が活性化します。午前中に単純作業を集中させる方法は、作業興奮のための一時的なケアだと考えるようにしましょう。

タイムスケジュールを作る

午前中に午後からの仕事や明日からの仕事をタスクにしまいましょう。細かいレベルでも構わないと思います。

  • 提案書を作る
  • プロジェクトの進捗を確認する
  • ○○さんに電話をする
  • 机を片付ける

午後のタイムスケジュールの作り方に慣れてくれば、一日のスケジュールが作りやすくなります。

タイムスケジュールを記入する紙は、大きめの付箋をおすすめします。付箋を利用するのは、その日限りのタイムスケジュールであり、その日が終わったら破棄すればいいからです。付箋に10分~15分刻みで一日にやることを書いていきます。

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1日のタイムスケジュールを作るだけで仕事が前に進むのには理由があります。人は、悩みがあると仕事に対するやる気が生まれてきません。でも文字にしてやるべきことを自分で書きだし、自分を騙すことで、自然と仕事は前に進みます。

タスクを書き出すことで、やらなければならない仕事が整理されて優先順位を付けやすくなります。タスクが消化するたびに達成感を得やすくなり、モチベーション向上に役立ちます。

タスクの消化が作業興奮を引き出すのです。

作業興奮はストレス発散にもなる

仕事が手につかないと休み明けの憂鬱な気分が更に落ち込んでいってしまいます。

普段から仕事にストレスを感じている人は、作業興奮でストレスの蓄積を解消することができるのです。仕事に没頭している時は他のことを考える必要がなくなり、1つ1つのタスクが完了していくことで「仕事をやった感」を感じるようになります。

深く考えずに取り組むこと、これがストレスを蓄積しない良い副作用を引き起こしてくれるようになります。

こちらの記事も参考にしてみてください。

休み明けの憂鬱な午前中はスロースタートでいこう

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長い休み明けからトップスピードで仕事をしようと思うと気疲れを起こしてしまいます。

休み明けの月曜日は、金曜日に残った仕事だけでなく、土日に仕事が入っていることがあります。休み明けは普段よりもタスクが多くなりやすいため、朝からトップスピードで全てを消化しようとすると気持ちと体がリンクしません。

気持ちと体がリンクしない状態で仕事をしようとしても生産性は上がってこないのです。逆に焦りがミスを引き起こすことも考えられます。

休み明けの午前中はスロースタートでいこう!と決めてしまうのも1つです。

やる気が出ない時には、最初からハードルを下げておく。そうすることで朝から仕事をすること、会社に行くことの憂鬱さが無くなり、気持ちを和らげることができます。

私は月曜日こそ早く会社に行くようにしています。始業の1時間半前に会社に到着すると、ゆっくりと仕事を始めることができます。朝早く家を出ることを考えると憂鬱かもしれませんが、1回試してみてください。習慣化できれば苦に感じることはなく、1週間を気持ちよくスタートさせることができます。

まとめ:作業興奮でやる気のスイッチを入れる!

長い休み明けは誰もがやる気が出ないものです。仕事で失敗をして落ち込んでいる時もやる気が出ません。これは誰もが同じことです。一緒に働いている同僚も、お世話になっているお客さんも。

作業興奮の癖が分かり、自分のやる気スイッチを見つけることができれば、仕事がとても楽になりますし、生き生きとした生活を送ることができるようになると思います。