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シェアリングエコノミーとは?事例とデメリットを徹底解説

副業の解禁やリモートワークの普及によって、個人スキルが活きる場面が増えてきました。これからの日本で私たちのスキルはシェアリングエコノミーを活用できるのでしょうか。

 

 

シェアリングエコノミーとは?

シェアリングエコノミーとは?

シェアリングエコノミーとは、個人の資産を仲介して、貸し出し側と借りる側をマッチングさせるサービスのことです。

資産を貸し出す側は、遊休資産となっていたモノを活用して収入を得ることができ、借りる側は自分で保有することなく資産を活用することができるようになります。

海外に比べて、日本ではシェアリングエコノミー業界は遅れを取っています。その理由は大きく3つあると私は思います。

  • 資産を持ちたがる
  • 他人に資産を使ってほしくない
  • 新品にこだわる傾向がある

日本人は、自分の資産を誰かに使われること、または誰かの資産を活用することに抵抗がある種族です。日本人特有の文化と考え方によって、シェアリングエコノミーは遅れを取っていました。

しかしこれからは、若者たちの考え方が時代と共に変わってきており、これからの数十年で爆発的に伸びていくと予想されています。日本では、周りの人たちの動きを観察して合わせる傾向があるため、一度流行が始まるとサービスの展開スピードは早いです。

シェアリングエコノミーの事例

シェアリングエコノミーを理解するために、いくつかの事例を紹介します。みなさんも活用したことがあるのではないでしょうか。

民泊

旅行者を自分の部屋に泊めるサービスです。民泊のシェアリングサービスに自分の家を登録しておけば、旅行者がサイト上で検索して予約します。自宅にいない日、または使っていない部屋などをシェアすることで収益を得るサービスです。旅行者は安く泊まることができるため、旅行代金を抑えることができます。

民泊に近い形で、駐車場をシェアリングするサービスもあります。車通勤をしている人は、日中の空いた駐車場を有効活用できます。

カーシェアリング

自家用車を貸し出すサービスです。普段、車にあまり乗らない人が、車を使いたい人に貸し出します。

車を持たない家庭が増えている中で、どうしても必要な時だけ他人の車を利用することができます。貸し出し側は、カーシェアリングで得た収入を車のローンや駐車場代に充てることができるメリットがあります。

フリマ

フリマも考え方によってはシェアリングサービスです。

これまで使っていた不要なものを他の人に譲るサービスであり、日本でも一番広まっているシェアリングサービスかもしれません。返却の必要はありませんので、そのまま所有者が変わるのがフリマの特徴です。

使わなくなったものを使いたい人に譲ることで、遊休資産のフル活用ができます。

シェアリングエコノミーのデメリット

シェアリングエコノミーのデメリットには、以下のようなものがあります。

  • マナートラブルが多い
  • 法制度が整備されていない
  • 画像と実物が一致していない

マナートラブルが多い

他人の資産を利用するマナーが悪くトラブルが起こりやすい点は、シェアリングエコノミーのデメリットです。他人の資産を借りている以上、傷つける・汚す・壊すといったトラブルが起こりやすくなります。

シェアリングエコノミーが広がる社会においてモラルが正常に機能していなければ、どうしてもトラブルが起こってしまいます。

法制度が整備されていない

シェアリングエコノミーに関する保険制度が充実しているとは言えません。資産をシェアする側からすれば、保険がない状態で相手の利用方法に任せるしかない状態です。

仮にトラブルになった時に、貸す側と借りる側で責任問題がグレーになるケースが多く、法的な整備も進んでいないデメリットがあります。

画像と実物が一致していない

シェアリングエコノミーでレンタルする時には、画像やコメントで判断するしかありません。有形資産に限らず、無形資産でも少ないコメントで信用できるか判断しなければなりません。

画像と実物が一致しないと民泊やフリマなどではトラブルにつながりやすくなります。評価制度が充実しているシェアリングエコノミーを選ぶようにしましょう。

私たちのスキルはシェアリングエコノミーに活用できるか?

様々なシェアリングエコノミーサービスがある中で、最近特に注目されているのがスキルのシェアリングエコノミーです。遊休資産とは有形資産だけとは限らず、スキルのように無形資産も含まれています。

あなたの中に使われていないスキルはありませんか?

自分のスキルを見つめなおす

無形資産の中でも、保育士や税理士のように資格として可視化されているスキルは分かりやすいです。資格を持っているからこそできる仕事は、簡単に探すことが可能でしょう。活かす場面も多そうです。

一方で、可視化されていないスキルはどうでしょうか。例えば、以下のようなスキルが挙げられます。

  • メンバーのマネジメントスキル
  • 企画やプレゼンのスキル
  • 丁寧な作業ができる工場スキル
  • 地味な作業をコツコツと継続できるスキル
  • 字がきれいなスキル

自分が持っているスキルを見直してみると、他社(他者)が欲しがっているスキルがきっと見つかるはずです。

スキルを見つけ出す方法

「自分が得意なスキルが分からない」

これもまた日本人の特徴の1つです。他人に誇るスキルがあるにも関わらず、活用できていない無形資産を持った人がたくさんいます。自分のスキルに遠慮してはいけません。

自分のスキルを見つけ出す方法を教えます。それは、100人いれば上位20人には入ることができるスキルを自分の無形資産としてみるのです。

日本人は、個人のスキルはNO.1でなければならないと考えがちです。しかし、100人中上位20人には入れるな、と思えば、自分が強みとしているスキルがたくさん見つかるのではないでしょうか。

スキルのシェアリングエコノミー

これからは無形資産である個人スキルがシェアリングエコノミーによって活用される時代になります。日本でもシェアリングエコノミーが当たり前の社会になっていくはずです。

今はまだ、シェアリングエコノミーのサービス数も多くはありません。しかしこれからどんどん仲介してくれるサイトが増えてくるでしょう。

つまり、スキルに更に磨きをかけるのならば、今がチャンスだと言えます。私たちのスキルは必ずシェアリングエコノミーで活用することができるようになります。

まとめ

私たちのスキルは無形資産であり、自分で気づいていないスキルがたくさんあります。これからの日本で広まっていくシェアリングエコノミーによって、私たちのスキルは確実に活用できるようになります。

自分のスキルを見つめなおし、さらに磨きをかけるのは今がチャンスだと言えます。