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個性的な新人が配属されてきたら?先輩の心構えを考えよう

個性的な新人が配属されてきたら?

新人研修が終わったころ、自分の部署に配属される新人は誰なのか気になる人もいれば、全く気にならない人もいます。

どちらにせよ、新人として配属された以上、組織で活かせる人材に育てる責任が伴います。

 

新人の性格は似ている

入社してくる新人は、性格やキャラクターが似ている人が多くなります。採用の基準が同じであり、最終面接をする部門が同じ社長や人事部長である以上、同じ個性を持った新人が増えるのは当然のことです。

  • 社風に合っているだろうか?
  • メンバーとコミュニケーションができるだろうか?
  • 会社に利益を与えてくれるだろうか?

統一された採用の基準があるからこそ、同じような個性の新人が増えるもの。

そんな中、10人の新人がいれば1人くらいは個性的な新人が入っています。なぜなら、個性的な人が1人くらいいないと組織として停滞してしまうのではないか?と上層部が考えるからです。会社の文化を変えてくれるような逸材は、会社の空気とは少し違う異端児であるからです。

個性的な新人をポジティブに捉えるかネガティブに捉えるかは、会社の文化や社風によります。オープンな社風であっても新人を受け入れる上司の捉え方には違いがあります。間違ってはいけないのは「会社のルールを破ること」が個性ではないので注意しましょう。

個性的な新人が配属されてきたら?

個性的な新人への教育

では、個性的な新人が配属されてきたらどのように対応すればいいでしょうか。

これまでの新人教育では、会社のあるべき姿、目指すべき目的を共有することが重要でした。そもそも自分の会社にあった人材であれば、会社のビジョンを共有することに違和感なく新人も受け取ってくれていたのです。

しかしながら、個性的な新人には同じやり方は通用しません。会社を変える気持ちで頑張れ!と言われて入社してきた個性的な新人に対して、これまでと同じ対応は通用しません。

個性的な新人が配属された部署には、それだけ会社からの期待が込められていると思います。会社の期待をプラスに受け取り、個性的な新人を育て上げて組織力向上と自己の評価を高めるように考えましょう。

個性を長所として見よう

新人の個性を長所として見よう

個性とはいわゆる「長所」になります。先輩は新人の個性を長所としてみてあげて、更に長所を伸ばしてあげるように教育する心構えを持ちます。

個性を長所としてみるのは簡単ではありません。だからこそやりがいがあります。個性的な新人は、教育次第でかなりの成長を見込めます。最初の長所としてみる壁を乗り越えてマネジメント能力を高めましょう。

個性的な新人を教育するうえで、注意すべき点をまとめます。

  • 行動を最初から否定しない
  • モラルから外れる行動は叱る
  • しっかりとコミュニケーションを取る
  • 誉めすぎて調子に乗らせない

個性的な新人は、自分でも個性的だと思っています。自分は特別だ、と前のめりに仕事をすることは悪くありませんが、調子に乗りすぎるとかえって成長が伸び悩むことがあります。

早い段階で大きな壁にぶつからせて、その際に寄り添ってフォローしてあげます。並走してあげれば、潰れることはありません。異端児が数年もすれば、会社を変える逸材に成長しているはずです。