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細かい人との仕事は疲れる・・・ストレスの溜まらない付き合い方について

提出した資料にいちいち難癖をつけてくる仕事仲間や上司に疲れていませんか?大雑把な性格の人にとっては、細かい人と仕事をするとストレスが溜まりやすくなるものです。

細かい人と仕事を一緒にする上での付き合い方についてご紹介します。

 

 

仕事が細かい人の特徴とは?

細かい人との仕事は疲れる

仕事が細かい人は、資料の1文字1文字に目を通してしっかりとチェックをします。仕事が大雑把な人は、指摘される度に「細かいなぁ」と愚痴をこぼしているのではないでしょうか。

仕事が細かい人の特徴をまとめます。

完璧主義者

仕事は100%完璧じゃないと許せないと考えているタイプです。完璧主義者にとっては、誤字・脱字は絶対に許せない事象です。

電話での受け答え一つもマニュアル通りでなかったら指摘してくることがあります。思いは相手に伝わっていても、100%完璧でなければ気になって仕方ないのです。

仕事ができると思っている

仕事が細かい人は、自分は仕事ができる人間だと思っている傾向が強いです。ゴールに向けての成果物に自信があるため、ちょっとした間違いも納得がいきません。

実際に仕事ができる人もたくさんいます。仕事ができると思っていること自体が間違いではないと思います。ただ「仕事に細かい=仕事ができる」の方程式が絶対的に成り立つとは限りません。

プライドが高い

プライドが高い人に、細かい人が多いです。

相手のミスに対して指摘をすることで、満足感を得ている場合があります。どんな小さいミスも見逃さない、そして指摘することを快感に感じている人もいます。

 

 

仕事が細かい人はダメなのか?

仕事が細かい人と一緒に仕事をすることで疲れてしまう人もいるでしょうが、仕事が細かいことがダメだとは限りません。逆に、絶対に間違ってはいけない数字や文言を正しく訂正してくれる人は、会社に貴重な存在です。

自分が大雑把な性格だからといって、仕事が細かい人を完全に遮断することは違います。

要は、仕事の細かさが周りに悪影響を与えているかどうか、です。仕事が細かい人を毛嫌いするのではなく、自分の仕事の大雑把さを改めて見直してみる機会にしてみましょう。

仕事が細かい人との付き合い方

仕事が細かい人との付き合い方

仕事が細かい人にストレスが溜まるということは、あなたの仕事スタイルが少なからず大雑把に寄っているのではないでしょうか。

仕事が細かい人との付き合い方を考える際には、自分の大雑把なポイントと照らし合わせてみましょう。

数字を間違うことが多くないか

仕事において数字は何よりも大切です。請求額を間違うだけで、会社の信用は無くなります。プレゼンのグラフ数値が誤っていれば、仕事が雑だと思われても仕方ありません。

仕事が細かい人に数字の間違いを指摘されたのなら、相手の方が正しいです。数字に関しては絶対に間違わないように注意することで、大雑把な性格でも質の高い成果物になります。

生産性を重視する

提案書を作る際には、100%の資料を3日間かけて作り上げるよりも60%の資料を3時間で作り上げる方が生産性が高いと私は思います。

いくら仕事が細かい人でも仕事が遅ければビジネスチャンスを失います。もし、60%のドラフトに対して指摘をする人がいるのなら、わざとそうしていることを伝えるべきです。

仕事が細かい上司の場合、はっきりと伝えることは難しいかもしれません。その時には「まずは方向性を決めたくて、6割くらいの全体像を作りました」と提案します。これは仕事が大雑把なのではなく、仕事の生産性を高めるテクニックだと伝えるのです。

価値観の違いは折り合いがつかない

仕事が細かい人と大雑把な人との価値観は、最終的に折り合いがつかないことが多いです。

自分の価値観が簡単に変わらないことと同じように、仕事が細かい人の価値観も簡単には変わりません。ただ、明らかに細かすぎる場合は相手に指摘をすべきだと思います。

仕事が細かい人に指摘する際に注意すべきことがあります。

細かいからダメと言わない

「あなたと仕事をしていると、細かすぎてこちらが疲れる」と言ってはいけません。仕事が細かい人はプライドが高く完璧主義者が多いので、感想的な意見を伝えることで相手の性格が変わることはありません。

細かいことがダメというアプローチではなく、細かいことによってどのようなことが起こっているのかを指摘すべきです。

例えば、指摘が細かすぎると仕事が前に進まないので、完成したものに対してだけレビューしてくれませんか?だとか、都度都度の指摘回数を減らすことのメリットについて伝えるようにするのです。

諦めさせる

価値観が合わないわけですから、細かい指摘が通用する人ではないと思わせてしまいましょう。「この人には何を言っても駄目だな」と思わせることができれば、細かい指摘の回数は減っていくはずです。

でも、仕事は一生懸命しなければいけません。大雑把だからといって手を抜いているわけではないことを理解してもらわなければ、相手に諦めさせることはできません。

まとめ:細かい人との仕事は疲れる

仕事が細かいことがダメではありませんが、仕事が細かい人との付き合い方でストレスを溜め込むことのないようにしていきましょう。

職場での人付き合いで疲れてしまうのはもったいないと思います。大雑把な性格だとしても間違ってはいけない数字はしっかりと自分でチェックして、生産性向上を意識するようにしていきたいものです。