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完璧主義者が鬱陶しいなら、流して待て!大切なのは仕事へのこだわり!

あなたの周りに完璧主義者はいますか?

完璧主義者に振り回されたりしていませんか?

職場の上司や部下、お客様の中で常に完璧を求める人っていますよね。そして大抵の場合、完璧主義者の方に対して「尊敬」の感情を持つよりも「鬱陶しい」や「うざい」という感情を持ちやすくなるものです。

『完璧主義者が鬱陶しいなら、流して待て!』というのが私の持論です。

これまで完璧主義の人が継続的に周りを巻き込んでハイパフォーマンスを出しているところを見たことがありません。仕事で目立っているとしたら『個人として』ではないでしょうか。または短期的にハイパフォーマンスを出しているけれども継続性が伴っていないことが多いです。

今日は完璧主義者との付き合い方と、私が考える目指すべきビジネスマン像について解説していきたいと思います。

完璧主義者の特徴

完璧主義者

完璧主義の人は自覚がある人と無い人にはっきりと分かれます。完璧主義者の特徴について整理します。

①自分が大好き

完璧主義者は自分のことが大好きです。ミスなく100%のゴールを達成することができる自分が素敵だと思う節があります。ある種、客観的に物事が見れるタイプが多いですが、自己の行動を基本的に肯定しかしないのは厄介です。

完璧主義者の上司は、自分の信念を貫こうとします。完璧主義の先にリーダーシップが発揮されている場合もあります。

②人に評価されるのが好き

完璧主義者は周りから自分がどのように見られているのかが気になります。上司やお客様、仕入先など関係するステークホルダー全てに評価されたいと考えています。

時に上司とぶつかることもありますが、それすら「言いたいことがはっきりと言えることが評価されるはず」と考えます。一方通行で評価されたい思いが強すぎると、同僚との関係性は悪化していくようになります。

③かなり疲れている

全ての仕事において完璧でありたいと考えるのが完璧主義者です。そのため、常に神経を尖らせており、緊張状態が長く続くことになります。弱いところを周りに見せたくないという感情が上乗せされ、完璧主義者はいつも疲れているように見えます。本人は、疲れていると思われたくないんですけどね、疲れているオーラというものが出ています。

「少しのんびり休んだら?」と声をかけたくなる人に完璧主義者は多いです。

 

完璧主義者の話は流せ!

完璧主義者

上司が完璧主義者の場合は難易度が高いかもしれませんが、周りにいる完璧主義者がとても鬱陶しい場合、できるだけ流しましょう。理由があります。

完璧主義は長続きしないからです。

あなたが鬱陶しいと思っている完璧主義者は、周りも同じように鬱陶しいと思っています。その人のために仕事をしたいと思う感情は生まれず「後々ごちゃごちゃうるさいからやるけど」くらいで付き合うくらいがちょうどいいです。

完璧主義者は、あなたを含む周りの人たちにも完璧を求めます。そもそも100点満点、常に100%のパフォーマンスを出す完璧人間なんていないのに、求めるのです。自分だって完璧ではありません。「完璧でありたい」と思っているに過ぎないのです。

自分が完璧じゃないのに相手に完璧を求め続けることによって、いつか周りから人がいなくなっていきます。人とのコミュニケーションがうまくいかない状況になってから完璧主義者は自分の行動を反省するようになるのです。

その状況になるまで、完璧主義者は流しましょう。流せば、ストレスに感じることもありません。完璧主義者に真剣に付き合って、あなたが心を病むこと自体がおかしいことなのです。

私の周りにいた完璧主義者はみんな孤立していきました。コミュニケーションが取れなくなるということは、マネジメントができないわけですからリーダーにはなれません。仮にリーダーになったとしても、自分の考えを改めなければチームをマネジメントしていくことはできません。これは社内の人に限らず、お客様でも同じことが起こっていたのです。

目指すべきビジネスマン像

 完璧主義者

完璧主義者について解説をしてきました。完全に主観的ではありましたが、あなたの周りにいる上司やお客さん、友人と被ることもあったのではないでしょうか。完璧主義者との付き合い方を踏まえて、目指すべきビジネスマン像をお伝えします。

こだわりを持っている人

です。完璧主義者とは100%全てにおいて完璧を求めます。だから疲れてしまうのです。世の中に完璧な人はいません。しかし、ある分野やジャンルにおいては誰にも負けない力を発揮する人はたくさんいます。

これだけは譲れない、この部分だけは真剣に取り組む、といったこだわりを持つようにします。手を抜くときは抜く、疲れたときは休む、でもやるときはやる、これが理想的なビジネスマン像と考えます。

何かにこだわっていると、人間的な魅力が生まれます。自分が苦手な部分は誰かに任せるようになり、チーム内にコミュニケーションが生まれます。メンバーの個性を尊重する上司になりリーダーシップが発揮されます。これはお客様に対しても同じことです。

こだわりを持つことは完璧主義者とは違います。

あなたは仕事にこだわりを持っていますか?もしあなた自身が完璧主義者であるなら、重い荷物を降ろして「こだわりポイント」に注力をし、人間的な魅力を向上させていくことをお勧めします。