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メンタルが弱い部下に間違った褒め方してませんか?

部下のやる気を引き出すために、褒めておけば大丈夫!というのは勘違いです。部下の行動を承認して褒めてあげることは正しいマネジメント手法ですが、メンタルが弱い部下にはただ褒めるだけではなく、うまく褒めなければなりません。

今日はメンタルが弱い部下のモチベーションを高めて、成長軌道に乗せるための褒め方について話します。

 

メンタルが弱い部下が増えている?

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最近はメンタルが弱い部下が急増しています。仕事で責任感を感じるとやる気を失ってしまったり、難しくない仕事でもストレスになってしまったりします。

メンタルが弱い部下が増えた現状には様々な要因があると思いますが、私が考える一番の理由は「世の中に仕事の選択肢が増えたこと」だと思います。

今は「働きたい人<仕事」の社会ですから、働く場所や仕事の内容を自由に選ぶことができます。仕事が溢れているため、少しでも興味があればやってみようかな、となるのです。

もちろん本人にやる気がなかったら仕事は見つからないのですが、働いてみてダメだと思ったらあっさりとフェードアウトできてしまいます。メンタルを刺激するような厳しい仕事は辞めちゃえ、ということです。つまり、仕事におけるストレス耐性をつける必要が今の社会では求められていないのです。

仕事を辞めても次の仕事がすぐに見つかる。仕事のプレッシャーに無理をして立ち向かう必要がない社会に変わりつつあるため、プレッシャーに弱い若手社員が増えてメンタルが弱くなっていくのだと思います。

メンタルが弱い部下への褒め方

メンタルが弱い部下

メンタルに弱い部下でも、かわいい部下であることには変わりありません。同じ会社で働く以上、ビジネスマンとして成長して欲しいですし成果も上げてほしいと思うのが上司というもの。あなたの部下がメンタル弱いタイプなら、部下に合わせたマネジメントで徐々に成長させていき、いずれメンタルが強いビジネスマンにしていけばいいのです。

期待を言葉にしないように

メンタルが弱い部下は、期待値が高くなることを嫌います。上司から「次も期待しているよ!」と言われるとプレッシャーに押しつぶされそうになります。仕事で頑張ったことを褒める流れで、部下に期待していることを言葉にするのではなく、新しい仕事や少しレベルの高い仕事を与えることで期待値を表現していく方が良いでしょう。

過度に褒めすぎないように

褒められると嬉しいのは誰もが同じですが、過度に褒めすぎると抵抗感が生まれるのが最近の若手社員です。メンタルが弱い部下には、「ほどほどの褒め具合」でマネジメントしていきましょう。

では「ほどほどの褒め具合」ってどれくらいなの?って話ですが、これはトライアンドエラーで試していくしかありません。部下とのコミュニケーションをしっかりと取っていけば、褒め具合についても把握できるようになりますし、うまくいかなかったらマネジメントの軌道修正をかければいいのです。

プロセスを褒めるように

結果を褒めるだけだとメンタルが弱い部下のモチベーションは一時的にアップするだけにすぎません。継続的に高いモチベーションをキープしてもらうためには、仕事のプロセスを褒めるようにしましょう。これはプレッシャーに弱い部下だけに限らないマネジメントの重要な要素です。

部下をマネジメントする際には「あのやり方がよかったよ」とか「どうやったらあんなにうまくいくの?」みたいな声のかけ方が有効的です。

まとめ

メンタルが弱い部下へはデリケートに対応することが上司やリーダーには求められています。面倒だな、と思うこともあるでしょうが一人前に育ててあげるように気を使って欲しいと思います。

なぜなら、あなたの手で部下を変えることができたら、その部下は一生あなたを慕ってくれるはずです。メンタルが弱い部下は、自分でもプレッシャーに弱いことを自覚しています。自分を認めてくれた上司、成長させてくれた上司を自分も認めたいと思う傾向が強く、粘り強く対応することでいつか優秀な右腕として活躍してくれるようになるからです。


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