【ビジクウ】ビジネスマンの悩みを解決!仕事は楽しみましょう

マネジメントやリーダーシップ、コスト削減などビジネスにおける様々な課題/問題に悩んでいるあなたに、ビジネスのヒントをお届けします。








MENU

働き方改革に積極的なスシロー!

f:id:yykote48:20200114075458j:plain

大手回転すしチェーンの『スシロー』が2月4日5日に全店一斉休業を実施します。

スシローには私も結構行くのですが回転すしチェーンの中でも味が特に良いと思っています。やっぱり回転すしで差別化するのは「味」だよね、って思わせてくれたお店です。

www.ryutsuu.biz

2019年の2月にもスシローは同様の一斉休業を実施しました。当時もかなりの反響がありましたが、社内からの評判も良かったのでしょう。2020年も同じように働き方改革の取り組みとして2日間の一斉休業を実施します。

働き方改革で損失になるのか?

スシローの年間売上は、約1750億円です。365日営業していることを計算すると、2日間の全店休業によって10億円の売上減少となるのですが、損失という考え方はあまりよくないと思います。

メディアの中には、2日間の営業停止をマイナスに取っているところもあります。損失という考え方そのものが働き方改革になっていないと思うのです。

2日間というのは0.5%の影響にしかなりません。200店舗あったらたった1店舗の影響です。199店舗で1年間営業をしていた会社が200店舗に増やしただけの影響です。

今回の2日間の完全休業は、それ以上の効果があると私は思いますし、業界トップのスシローが働き方改革に積極的に取り組むことで、他の企業も追随してくれる可能性が見えてくるのです。社会を動かすことができる取り組みだと感じます。

世間的なアピールなのは確かです。2日間全部休むからといっても年間休日が増えるわけではないかもしれません。しかしですよ!休んでいるときに、お店のことを考えなくてよいのは、社員にとってこれ以上ないリフレッシュになると思うのです。 

リーダーは本当にリフレッシュできる

エリアマネージャーや店長といったリーダーにとって完全休業は「本当に心が休まる日」になるでしょう。

一般企業で働いている人は、土日が完全に休みになります。誰も働いていないし、会社も動いていないため、気持ちはプライベートに100%注ぐことができます。

一方、サービス業のリーダーたちは、自分たちが休みの時でもお店は開いています。現場に仕事を任せているとはいえ、トラブルが起これば駆け付けなければなりませんし、休んでいる間もお店の状況は頭から離れません。

スシローが取り組んでいる働き方改革は、リーダー陣にとって、心の底からリフレッシュできるとても良い機会になるのです。マネジメントのことを一切考えない時間を欲しているリーダーの方もいるのではないでしょうか。

気持ちに余裕がないビジネスマンは、仕事で成功することはありません。疲れがたまっている状態では、生産性が向上することもないでしょう。会社に対する信頼感も含めて、今回のような完全休業が他の店舗においても広がっていって欲しいなと思います。