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【所感ネタ】紅茶がペットボトルで飲める奇跡

今でこそ当たり前のように飲んでいる紅茶のペットボトル。発売当初は画期的な商品として注目を浴びていました。その先駆けとなったのが、キリンの「午後の紅茶」です。午後ティーとして親しまれており、今もなお多くのファンがいる午後ティーの誕生までの軌跡は、簡単なものではありませんでした。

午後の紅茶が発売されたのは1987年のことです。1987年と言えば、石原裕次郎さんが亡くなり、おニャン子クラブが解散した年です。もちろん、若い方にはピンとこないと思います。

当時、キリンではペットボトル入りのウーロン茶がヒットをしており、次の目玉商品として紅茶のペットボトル化に取り組んだそうです。何が壁になったのか。それは、「冷やした状態で紅茶は濁る」ということです。ペットボトルに入れた紅茶は、コンビニなどの冷蔵庫に入れると濁ってしまうのだそうです。試行錯誤を何度も繰り返して(おそらく血のにじむような努力だったでしょう)今の透明なペットボトルの紅茶が生まれたのです。

考えてみたら、輸送から販売まで何週間も経過している商品もあるでしょうが、見た目に全く変化が無いってすごいことですよね。濁りを取るための努力、透明になった時の感動、なんだかワクワクしてくると同時に、今も美味しい午後ティーを作ってくれているキリンさんに感謝です。

ちなみに私は大学1年の頃、ずっと午後ティーのミルクティーを飲んでました。日本でも数本の指に入る自信があります。。

<朝会ネタ/スピーチネタ>


濁っているものは、努力と挑戦を続けることで、透明になっていくものです。
そしてそれは、人々を感動させ、永遠に愛されるものとなるのです。