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「努力は必ず報われる」のではなく「報われた時に努力を振り返る」が健康的

努力は必ず報われる


外に出て好きなことができない今、家の中で自己啓発の努力に取り組もうと思っている人は少なくありません。

一方で、気持ちが沈みがちになる最近の社会では、努力したいけれどやる気が出ない人がたくさんいます。

 

努力は必ず報われる

「努力は必ず報われる」

  • 受験生に向かって親が言う
  • 新人に対して先輩が言う
  • 失敗した部下に対して上司が言う

果てして本当に努力は報われるのでしょうか。なんて深い話をすると結論は出ませんし、努力が正か、という議論は様々なところでされているでしょう。

私の考えは、努力に無駄なものはないということ。

例えば、中学受験の科目に「社会」が無かったとします。でも社会の勉強は塾でずっと続けていた。受験科目に無いのなら、算数や国語に集中すればいいのに社会の勉強を続けていた。

すると小学校の時に一生懸命がんばった社会の勉強が大学受験で活きるわけです。または、歴史を知ったことで人生に厚みが出てくるかもしれません。何気なくテレビを見ていたりYouTubeを見ていても、社会で勉強したことが無意識にリンクをすることがある。

つまり、努力に無駄はないと。目指しているゴールとは違っていても努力に無駄は無いと思うわけです。

仕事の面において、上司はこれを部下にしっかりと伝えられるのか。マネジメント方法によって、部下が成長するかどうかは、部下が自分で努力を意味ある時間だと思えるかどうかだと思います。

IT業界で働いていない部下からの質問。「私が勉強を努力してITの資格を取って、仕事の役に立つのですか?」部下への返答次第で上司のマネジメント能力が分かるものです。

努力は報われたときに振り返る

努力に関しては、長州力の名言が有名です。

努力をしても報われない奴はいる。間違いなくいる。ただ成功した奴は、必ず努力をしている

( 長州力 )

すごく納得がいく名言で、私が好きな努力の考え方です。先ほどの部下からの質問に対して、正直なところ「知らんがな」です。ITの資格を取って役に立つかどうかは自分次第だからです。活かすかどうかは上司の力ですが、役に立ったと実感できるのは自分でしかありません。

努力とは、振り返るものだと思うのです。

最初から努力の先にゴールを固めてしまうのではなく、振り返ってみて「あの時の努力があったから今の自分があるのだ」と噛みしめることができれば、努力の甲斐があったというものです。

世界の成功者は、自分が努力をしていたとあまり思わないようです。一生懸命に勉強したことや必死に働いたこと、それは努力ではなく目的を達成するために好きでやっていたことだと。上司として努力なんてしてないよ、とかっこいい背中を見せたいものです。

まとめ:努力は必ず報われる

努力についての思いをダラダラと書かせていただきました。冒頭に話したように、今は努力をする環境や気持ちを作りにくくなっています。だからこそ、努力をしようと思うのを一度止めてみてはいかがでしょうか。

努力を努力と思わずに、将来どうなるかわからないけれど夢中になるものに取り組んでみる。

無駄な努力は無いわけですから、取り組むことが大切なんだと思います。