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初めてのリーダーにどうしても言いたい3つのこと

初めてリーダーに指名されたとき、心より喜ぶことができているでしょうか。リーダーになる喜びよりも不安の感情の方が大きいかもしれません。

・リーダーになるためにどう意識を変えたらいいの?
・初めてのリーダーが最初にしておくべきことは?
・早くリーダーとして独り立ちして周りに認められたい

ここでは、初めてリーダーになる人に向けてどうしても言いたい3つのことをお伝えしていきます。

リーダーとして必要な業務について

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初めてリーダーに指名されたときの感情は、大きく2つに分かれます。

A.ずっとリーダーをやりたかった
B.あまりリーダーをやりたくなかった

ずっとリーダーをやりたかった人は、気持ちが前向きなっていることでしょう。モチベーションが高い時こそどんどんチャレンジをしてもらいたいと思います。

これまでに「リーダーをやってみたい!」と考えたことが無い人は、リーダーに指名されたときにリーダー業務への不安の方が大きいことだと思います。しかし、会社から指名されたということは期待をされているということです。

初めてのリーダーとして活動した経験が今後のターニングポイントになるはずです。下手くそでもいいです。リーダーとしてたくさんの経験を積み重ねながらリーダーを学んでいけば大丈夫です。

リーダーにどうしても言いたい3つのことは、どちらの感情を持っている人にも共通している内容です。

初めてのリーダーにどうしても言いたい3つのこと

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①自分の個性を改めて書き出す

リーダーに任命されたとき、誰もがリーダーになって働いているシーンを客観的にイメージしようとします。

ぼんやりとでもイメージできた人は「尊敬するリーダー像」があると思います。それは同じ会社の先輩かもしれませんし、有名な経営者かもしれません。一方で、全くイメージできなかった人もいるでしょう。

リーダー像とは、自分が作り出せば良いと思っています。自分らしいリーダーになればいいのです。

初めてリーダーになったからといって、これまでの経験で培ったスキルや自分の長所が消えることはありません。逆にもっと活かせるようになったと思うようにしてください。立場が変わった時こそ、改めて自分の個性を認識する良い機会なのです。

自分の個性は紙に書き出すことをお勧めします。誰にも見えられないように、手帳の隅っこに個性を羅列して書いてみてください。リーダーになって挫けそうな時や行き詰った時に、書き出した個性を見直すといいでしょう。私も10年前はそうしていました。

自分らしくやればいいんだ」と考えるだけで肩の荷が下ります。そして失敗をしてもリーダーとして発展途上だと前向きに思えるようになります。時間の経過とともにあなただけのリーダー像を作りだすことができれば、それが確固たるリーダースキルだと思います。

②手放していく業務の優先順位をつける

初めてリーダーになる人は、新しく取り組む業務が増えます。お客様の商談や仕入先の管理、メンバー管理などリーダーとしてのマネジメント業務が大幅に増えます。

今の業務の延長線上にマネジメント業務が増えると、仕事の量はパンクします。どれもこれも手を抜かないように一生懸命に取り組もうとすると業務時間が大幅に増え、1つ1つの品質が低下していきます。

初めてリーダーになった人は、まず手放していく業務を見つけるようにしてください。そして何の業務から手放していくのか優先順位をつけ、スケジュール通りに実施していくようにします。

初めてのリーダーにとって業務を手放すのはとても大切なミッションなのですが、手放すのが後回しになることは結構起こります。目先のリーダー業務に意識が向いて集中していると、既存業務を手放すことが後回しになってしまうのです。

リーダーになっても利用できる時間はこれまでと同じで有限です。新しいことをインプットするためには、何かを手放さなければなりません。手放していく業務の優先順位をつけて、すぐに実行に移していくようにしましょう。

③事務的な業務を棚卸してスケジューリングする

初めてのリーダーに言いたい3つ目のことは、事務的な業務を棚卸してスケジューリングすることです。

これまでリーダーになった人にはあまり気付かれない「地味な事務業務」がリーダーには結構あります。各種書類の承認業務であったり、仕入先からの請求書チェック業務であったり、事業計画の準備などもその1つでしょう。

手放していく業務がある一方で、増える間接業務はけっこうたくさんあって、これを棚卸してスケジューリングしておくことが初めてのリーダーにはとても大切です。

私がこれまでに見てきた仕事がデキるリーダーというのは、社内にある間接業務の手を抜かず、必ずスケジュールを守ります。総務から「あの件まだですか?」と常に督促されているようなリーダーは、リーダーとして失格だと思っています。お客様が第一であるのは確かですが、社内には様々な社員が働いていて、遅延しないことでその人たちがどれだけ助かるのかをリーダーは理解しておく必要があります。

ぜひリーダーになる人は、間接業務の手を抜かないようにしてください。

まとめ

リーダーに関する書籍が多数出版されているように、リーダー業務はとても奥が深いです。だからこそ、リーダーはものすごく楽しいです。リーダーは大変なことも多いのですが、私はそれ以上に楽しみの方が勝っています。

リーダーは楽しい!仕事は楽しい!とポジティブに考え続けること、これが初めてのリーダーに一番大切なことかもしれませんね。この記事が少しでも参考になれば幸いです。