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強い信念を持つリーダーが組織を強くする!リーダーシップの形成を考える

会社に求められているリーダーシップとは何なのか?強い信念を持つリーダーが組織を強くすると私は思います。リーダーシップの形成に悩んでいる方に対して、当記事では、以下の内容について解説します。

強い信念を持つリーダーになるためには、自分を知ることが大切

リーダーとして会社やチームを引っ張るために、メンバーが主体性を持った組織を築き上げましょう。そのためには、リーダーが強い信念を持たなければなりません。

 

 

強い信念を持つリーダーが組織を強くする!

強い信念を持つリーダーが組織を強くする!

リーダーシップの目的とは、組織をゴールに導くことです。マネジメントとは違い、リーダーシップはリーダーの影響力で部下を引っ張っていくイメージになります。

リーダーシップとマネジメントの違いに関しては、以下の記事で触れていますので参考にしてみてください。

リーダーシップを発揮するためには、メンバーの個性を知ることが大切ですが、その前提としてリーダーが強い信念を持っていなければなりません。

強い信念を持ったリーダーが組織を強くするのです。

強い信念と聞くと、ファーストリテイリングの柳井さんソフトバンクの孫さんのように個の影響力があるリーダーをイメージされるかもしれません。もちろんお二人とも強い信念をお持ちだと思います。しかしこれからの時代は、リーダーが前線に立ち続けるだけでは不十分です。

時代の変化が目まぐるしい中で、リーダー1人の影響力では組織は動かせなくなっています。変化に強い新しい価値観を持ったメンバーの個性をどのように活かしていくのかがリーダーには求められています。リーダーの影響力によって、チームのメンバーがそれぞれ主体性を持って行動すべきなのです。

強い信念はどうやったら身につく?

強い信念はどうやったら身につく?

では、リーダーが強い信念を持つためにはどうすればいいでしょうか。私が以前受講したリフレクションの研修で心に残っている言葉があります。

強い信念を持つためには、自分を知り、自分らしさを発揮すること。

リーダーとしてこうあるべきだ、という考えはみなさん持っているかと思います。しかし、目指すべき目的の意識が強すぎて自分らしさを失っていることもあるのではないでしょうか。私はこのリフレクションの研修にて、自分を知ることの大切さを学びました。

上記記事では、リフレクションとマネジメントの関係性について記述していますが、リフレクションの基礎についても解説しています。リフレクションに触れたことがない人は、ぜひ一読ください。

自分を知るためにはどうすればいい?

強い信念を持つリーダーになるためには自分を知ること。以下の流れでリフレクションをしてみるとよいです。

  • 1.過去にたどったプロセスを振り返る
  • 2.自分の価値観と向き合う
  • 3.自分の強みを検証する
  • 4.目指すリーダー像をイメージする

早速、リフレクションに取り組みましょう。

1.過去にたどったプロセスを振り返る

今の自分を作り出したのは、過去のどのタイミングにおける決断でしょうか。高校受験や大学受験などがあるかもしれません。または、親元を離れて一人暮らしをしたタイミングかもしれませんね。結婚やお子さんが生まれたことも、自分を作り出したタイミングとして挙がりやすいです。

自分が生きてきたプロセスの中で自分を作り出したタイミングを思い出し、その時の感情を書き出してみます。決断の背景にはどのような感情があったのでしょうか。

2.自分の価値観と向き合う

価値観を言葉で説明するのは難しいかもしれません。本音と建前を使い分けた経験が多くあるでしょうから、価値観を見失っているリーダーが多くいるのです。そんな時は、以下のように自分に問いかけてみるとよいです。

私の存在意義はなんですか?

自分がいることで会社に、家族に、社会にどのような影響を与えているのか。存在意義を考えてみると価値観が思い浮かびやすくなります。

私の存在意義は、メンバーに楽しく仕事をしてもらうことだ。私の価値観は、自分だけでハッピーになるのではなく、周りのメンバーと一緒にハッピーになること。だから感謝の気持ちを忘れないし、メンバーにも感謝の気持ちを忘れてほしくない

行動と価値観を頭の中でリンクさせると、価値観がより鮮明に見えてくるようになります。

3.自分の強みを検証する

リーダーになっている人は、自分の強みをよく理解しているはずです。過去に私が出会った優秀なリーダーは、自分の強みを理解しているから、ここぞという時に力を発揮でいていました。苦手なことも得意分野に引き込む力があるのです。

しかし強みを理解しているリーダーの中には思い込みで強みを作り出している人もいます。決して悪いことではないのですが、改めて自分の強みを検証するリフレクションをします。

強みのリフレクションの際には、価値観との関係性を考えてみるといいでしょう。ここまでくれば、自分を知ることが十分できています。

4.目指すリーダー像をイメージする

最後に自分はどんなリーダーになりたいのかをイメージします。おそらく、なりたいリーダー像の背景には尊敬する人物やインパクトのある経験があるはずです。

なりたいリーダー像は?と問いただした後にその背景を知ろうとしてください。ここまでくれば、1~3のリフレクションの流れが完成します。自分がなりたいとイメージしたリーダー像の背景にある経験、価値観、そして強みが1つの線でつながるはずです。

自分を知るリフレクションを通して、軸がぶれない強いリーダーシップを発揮できるようになります。

まとめ:強い信念を持つリーダーが組織を強くする

強い信念が出来上がったら、定期的に点検することを忘れてはいけません。リフレクションの効果は、繰り返し実施することでより力を発揮してくれます。

自分らしいリーダーシップを発揮することで、メンバーはあなたの思いに賛同してついてきてくれるようになります。組織を強くし、あなた自身もリーダーとして強くなることができるでしょう。