「結果にコミット」のCMからコミットのキーワードをよく目にするようになりました。ビジネス界では普段からコミットの言葉は使われてきましたが、改めて使い方について整理しましょう。
ビジネスで利用するコミットとは?
【コミットの意味】
1.かかわり合うこと。関係すること。「多くの知識人が運動に―した」
2.約束すること。誓うこと。「問題解決を強く―する」
3.データベースにおいて、トランザクション処理が成功し、完了すること。
引用:goo国語辞典
仕事をコミットすることは、ゴールを明確に示していることになります。「コミットした」のように過去形になればプロジェクトが完了したことを表しますし「コミットする」と現在形にすれば参加する、約束するのイメージになります。
システムエンジニアがよく使うコミットは少し意味合いが変わります。データベースへの処理(トランザクション)が完了したことをコミットと言います。逆に、データベース更新中に異常が発生して元の状態に戻すことをロールバックと言います。
コミットの使い方と例文
コミットはビジネスシーンでどのように使うのでしょうか。
あなたをプロジェクトにコミットしたから
新しい社内のプロジェクトに参加する際にコミットを利用します。プロジェクトへの関係性、関わる、という意味を持ちます。
売上120%アップにコミットします
去年よりも売り上げをアップさせることを「約束する」意味でコミットを利用します。営業にとってはモチベーションアップの言葉であり、またプレッシャーになる言葉でもあります。
普段からコミットへの意識強化を
難しい仕事に自らチャレンジすることでビジネスパーソンとしてのスキルアップが図られます。普段からコミットへの意識を高く持っている人は成長を続け、会社からもお客様からも評価されます。
普段からコミットへの強い意識を持っていれば、会社から新しい仕事が舞い降りてきます。消極的な部下よりも、コミットする意識が強い部下にに仕事を任せたいと思うもの。
怖がらずに前のめりで仕事にコミットすることが大切です。