今日が仕事始めだったビジネスマンの人が多かったのではないでしょうか。眠い目をこすりながら、また正月で重くなった体を引きずりながら出勤した人もいるでしょう。
今年は年末年始の休みが長かったことから、私は正月気分を完全に抜くことができませんでした・・・。気持ちが乗ってこない時こそ、魔法を使うのが効果的です。
憂鬱な感じで会社に出勤し年始式を開いた後、デスクには新年に届いた年賀状が置かれています。届く年賀状の枚数は年々減少している人がほとんどかもしれません。
年賀状を出すのはとても面倒ではありますが、お世話になった得意先や仕入れ先から届く年賀状はやっぱり嬉しいものですよね。久しぶりに送り主の名前を見て「そういえばしばらく会っていないな」なんて思い出すこともあります。
仕事の効率化ではないけれども
年賀状を出すという文化、海外では不思議に思われるかもしれません。仕事を効率化する動きが活発になっている昨今、年末に年賀状を作るためのコストも時間も無駄な時間だと考えるビジネスパーソンも多いはず。
しかし年賀状のやり取りをする行為は、人と人とを結びつける素晴らしい文化の一つだと私は思うのです。
営業的な目的もあるでしょうが、やっぱり昨年にお世話になった人に対して感謝の気持ちを伝えることが一番の目的になります。
年賀状、あなたも出していますか?
コメントのない年賀状なんていらない
年賀状に差出人のコメントがないもの、これはもはや年賀状とは思っていません。それこそ仕事の効率化の中で排除すべきものだと思います。
年賀状には大抵代表の名前(社長の名前)が書かれているはずです。その中で、ちょっとした文字の隙間に「昨年はありがとうございました!今年もよろしくお願いいたします!」と手書きの文字を書き残すことに意味があると思うのです。
年賀状を出す側から見れば、50社、100社に対して手書きでメッセージを書くのはとても大変です。1時間では到底書き終えることができません。だからこそ、手書きには熱い思いが入っていると思うのです。
年賀状を出すなら、手書きのメッセージを必ず書くようにしましょう。
名刺をもらう、システムに登録する、事務の女の子が年賀状の宛名を印刷する、勝手にポストに入れられる。これのどこに年賀状の魅力があるのでしょうか。
仕事の効率化と「大事で面倒な時間」は分けて考えよう
時間がかかる業務を減らすことは仕事の効率化かもしれませんが、ビジネスにおいては面倒な時間に価値が見いだされることもあるのです。
次は2020年の年末ですね。今年の思いをためてためて、年末にしっかりと思いを乗せた年賀状をポストに入れましょう!