「明日の会議のアジェンダを用意しておいて」とサラッと話す上司。
アジェンダはビジネスの中でよく使う用語ですが、アジェンダの意味とは?言い換えると?
当記事では、ビジネス用語の「アジェンダ」について解説します。
アジェンダとは?
普段から「アジェンダ」をよく使うビジネス業界もありますが、全く聞いたことがないビジネスパーソンもいるでしょう。アジェンダを辞書で調べると以下のようになります。
1.計画。予定表。議事日程。協議事項。政治・政策的な分野で、検討課題、行動計画、の意で用いることが多い。
2.スケジュール帳。備忘録。
3.教会の礼拝定式。
引用:goo辞書
ビジネスでアジェンダを利用する際には「行動計画」「進行プラン」「打合せ内容」が正しい解釈になります。
アジェンダを言い換えると?
アジェンダを言い換えるとどのような言葉になるでしょうか。
レジュメ
レジュメとは、会議やミーティングで利用する実施内容をまとめたものです。アジェンダは概要プラン、レジュメは詳細プランと覚えておくといいでしょう。
実際のビジネスの現場では、アジェンダとレジュメに明確な違いを求めていないことが多いです。働いている企業が良く使っている方を利用するくらいの感覚でいれば、ビジネス上困るようなことはありません。
会議内容
そのままの和訳になりますが、アジェンダを言い換えると「会議内容」となります。
会議の進行表がそのままアジェンダと同じ意味になります。アジェンダをあまり使わない会社や業界では、普通に「会議内容」や「進行表」という言葉を使います。
業界によっては「スケジュール表」を意味する場合もあります。また、政策で利用する際には「行動計画」「実施計画」と言い換えることができます。
アジェンダの使い方
実際にアジェンダを使った例文をご紹介します。
お手元に配布したアジェンダを参照ください。
当日のプレゼンのストーリーが記載されているものをアジェンダとして表現しています。おおよそ進行表としての使い方として理解しておけば問題ありません。
アジェンダを作成して会議に挑む。
今日の会議はアジェンダ通りに進まなかった
いかがでしょうか。明日からアジェンダを使えるようになると思います。
アジェンダを利用するメリット
アジェンダがあることでどのようなメリットがあるのでしょうか。
時間通りに会議を進めることができる
なんとなく1時間の会議を設定しても、話が途中で逸れてしまい時間を無駄にしてしまうことがあります。
アジェンダがあれば、1時間の会議時間を有効的に利用することができ、アジェンダの中に「会議の目的」を記載しておけば話が逸れても軌道修正することができます。
全体像が見えるようになる
アジェンダでは、最初の議題と最後の議題が同じ1枚に収まっています。
アジェンダがあれば、ストーリー性を持たせて会議を進めることができ、プレゼンでも活用できます。また、お客様への報告会などでは、自分たちの報告時間の目安にもなり、お客様を飽きさせることなく話を進めることができます。