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バッファとは?意味とビジネスでの使い方について

バッファとは

ビジネスで利用するバッファの意味は、金額や時間の「余裕」を意味します。

バッファがあるかどうかで、仕事の進捗確認や顧客交渉に違いが生まれます。当記事では、バッファの意味とビジネスの現場での正しい使い方について解説します。

バッファの意味

ビジネスで使用する「バッファ」の意味は、時間や金額のゆとりを意味します。時間や金額に余裕がある状態は、バッファがある状態になります。

バッファは英語で「buffer」と書きます。bufferは直訳すると「緩衝器」となり、電車の車両間にあるクッションを意味します。

宅配便が届いた時、中の荷物が揺れないようにプチプチや空気が入った素材で保護されていることがありますよね?ギュウギュウに入っていると、荷物へのダメージが大きいですが、ゆとりがあることで品質を保つことができています。これらの「ゆとり」がビジネスにおけるバッファになります。

ビジネスでのバッファの使い方

バッファの使い方

ビジネスシーンでバッファを使う場合の事例を紹介します。

  • 金額でバッファを利用する事例
  • 時間のバッファ(日単位)を利用する事例
  • 時間のバッファ(時間単位)を利用する事例

金額でバッファを利用する事例

バッファ無しだったらいくら?

見積を提示された顧客は、金額に少し余裕があると考えるのが一般的です。

バッファ無しで見積をした場合、少しのイレギュラーで赤字案件になるため保険としてバッファを用意します。

経験のあるビジネスパーソンなら、見積にある程度のバッファが乗っていることを理解しています。その上で、バッファ取ってみたらどうなるか、探りながら価格交渉をします。

バッファを減らせば価格は落とせますが、案件の余裕がなくなり、ちょっとした修正や変更にも費用が発生することがあります。また、バッファが多すぎると、相手の信頼を失ってしまうこともあるので注意しましょう。

家電量販店では、販売価格に対して値引き交渉に対応するだけのバッファを予め決めていることがあります。「ここまでなら下げられる」というバッファを販売員がそれぞれ把握しているわけです。

バッファを活用したトークテクニックは、ビジネスにおける重要な交渉スキルです。

時間のバッファ(日単位)を利用する事例

来週末に完成する予定ですが、バッファとして1日計算しています。

例えば、チラシのデザイン制作をしているとしましょう。クライアントからの依頼内容を確認すると、経験から3日間で終わると見積もったとしましょう。しかし、何が起こるか分かりません。

クライアントの意向が変わる、メンバーが休む、台風が来て出勤できない、などなど。仕事とはスムーズにいかないから仕事なんですよね。ここでの1日間は、何か起こってもクライアントに迷惑をかけないためのバッファになるわけです。

時間のバッファ(時間単位)を利用する事例

明日の会議にバッファはありますか?

時間制限があるものに対して利用する「バッファ」は、時間の余裕を意味します。客先に行く時の事務所を出るバッファ、なども時間に余裕を持ってという意味になります。

事例を見て分かる通り、多くが時間と金額に対してバッファを利用しています。これ以外の活用方法についてはあまり意識をしなくてもいいでしょう。バッファと聞いたら、時間や金額のゆとりだと認識しておけば大丈夫です。

 

 

その他のバッファ

IT機器類で利用されるバッファは「一時的に蓄える」の意味を持っています。

パソコンでは、バッファ専用メモリに一時的にデータを蓄えて置き、再度アクセスするときにスピードアップできるようにしています。バッファがパソコン内の処理速度向上に役立っています。

身近なところでは、プリンタのバッファなどがイメージしやすいでしょうか。紙を印刷する際にプリンタバッファにデータを送ることで印刷作業はバッファに任せることができます。

バッファのある人材になろう

バッファはあるのか!と怒鳴っている言っている上司に「あなたはどうなの?」と言いたくなることがあります。仕事に一生懸命であってもバッファを忘れてはいけません。余裕を持った人生を送りたいものです。

バッファのある人材を一緒に目指していきましょう!私も執筆しながら、もっと余裕を持たなければな・・・と反省しています。