最近は芸能人が開く飲食店が増えていますよね。その中でも、焼肉屋さんをオープンする芸能人が多くなっています。「焼肉たむら」を経営するたむらけんじさんが有名でしょうか。
では、なぜ芸能人が焼肉屋を好んでオープンさせているかご存知ですか？
実は焼肉屋さんでは「調理コスト」がほとんどかかりません。厨房で野菜を切る、火を使って炒める、何かを蒸す、といった行為がほとんどないのです。焼肉屋さんのメニューを見れば明らかですよね。仕入れてきたお肉を切ってお皿に盛るわけですから。キムチやナムルなどの準備も簡単なものです。
調理するコストがかからないので人件費を削減できるだけでなく、焼肉屋では「職人さん」を連れてくる必要がありません。和食屋さんや創作料理屋さんでは、職人さんを見つけるところから始めなければなりませんからね。つまり、お肉の味を保証するためには、仕入先の開拓、これに尽きるわけです。しっかりとした仕入ルートさえ確保することができれば、初期投資はもちろん必要ですが、必要最低限の準備でお店を開くことができるわけです。
ただし、考えることはみんな同じです。オープンにおけるハードルが低い分、ライバルも多数存在しています。お肉の味はもちろんのこと、価格設定や店員のサービス品質など、ライバルと差別化しなければならない点も多く存在しています。あなたも焼肉屋で一発当ててみてはいかがでしょうか？
＜所感ネタ／朝会ネタ＞
芸能人が焼肉屋を開くワケは、ハードルが低いから。
ハードルが低いからこそ、サービスの差別化が必要。
私たちにしかできないサービスを考えていきたい。
