ビジネスパーソンの時間は限られています。だからこそ、効率的に時間を使いたいもの。決して仕事と時間の奴隷になってはいけません。
優秀なビジネスパーソンは、時間の使い方がとてもうまいです。つまり、タイムマネジメントをうまく活用しています。
時間に縛られないから消化するタスクの量が多く、効率的に仕事を進めるためプライベートの時間が生まれます。オンのオフのメリハリが付き、ストレス解消につながります。当記事では、朝と夕方で取り組む仕事の内容を変えるタイムマネジメントのコツをお伝えしていきます。
タイムマネジメントとは?
タイムマネジメントとは、誰にでも平等に与えられている時間を効率的に利用し、生産性を向上させることです。直訳すると「時間管理」になりますが、実際には「時間創造」の方がタイムマネジメントの概念にしっくりくるでしょう。
仕事のタスクは効率的に消化したいと誰もが思っているのに、タイムマネジメントを意識して行動している人は多くありません。タイムマネジメントに苦手意識を持っているビジネスマンはたくさんいます。
- なんか今日は仕事がうまく進まなかったな
- 集中力が持続しなくなってきたな
- 生産性ってどうやって高めるのだろう
1日を振り返って無駄な時間を過ごしてしまったな、と反省したことがある人はタイムマネジメントのスキルを高めましょう。意識するだけでも時間管理が上手くなります。
朝と夕方で仕事内容を切り替えるだけで、1日の仕事の生産性が大きく変わり効率的に仕事を進めることができます。
タイムマネジメントのコツ
タイムマネジメントの上級者になるために、以下のコツを実践してみてください。
- クリエイティブな仕事は朝にする!
- ルーチンワークは夕方にする!
- タスクは前日にまとめておく!
タイムマネジメントのコツは、毎日意識して続けてください。慣れてくると、タイムマネジメントの苦手意識は徐々に無くなっていき、意識せずとも頭や体が動かしやすくなります。
クリエイティブな仕事は朝にする!
頭が一番活動的に動くのは朝です。人間は寝起きから3時間後が一番脳が働く時間になっていて、6時起きの人は会社がちょうど始まる9時が最大限に脳が働いていることになります。時間管理において朝のゴールデンタイムは無視できません。
会社の朝会が終わって、今日の仕事内容を改めて考えたり、昨日のメールチェックをダラダラとしていませんか?脳がやる気に満ち溢れているのに、それに合わせた仕事を組み込んでいないのはもったいないです。
私がお勧めするのは、始業1時間前出勤です。残業を1時間するくらいなら、1時間早く出勤した方がいいです。電車も比較的空いていますし、健康的なライフサイクルになるタイムマネジメントです。
8時から9時でクリエイティブな仕事に取り掛かると、日中の何倍ものパフォーマンスを発揮してくれます。1時間頭をフル回転させた後、始業時にメールチェックをしてもお客様に迷惑がかかることはありません。
また1時間早く出勤をしていると、周りからの横やりがありません。電話が鳴ることもありませんし、集中して仕事に取り組むことができるようになるのです。
最近は早く帰る人に対して嫌味を言うような同僚は減ってきているとは思いますが、早く会社に来て、定時に会社を出るというタイムマネジメントは、デキるビジネスマンとして必須のスキルと言えますし、周りより早く仕事に取り掛かっているわけですから、定時退社も堂々とできます。
ルーチンワークは夕方にする!
朝にクリエイティブな仕事をした分、ルーチンワークは夕方に持ってくるようにしましょう。人は、頭を使わずにすぐ取り掛かれる仕事から優先的に取り組みたくなるものです。その方が楽なんです。
例えば、経費精算があります。このブログを読んでいる人の中にも、朝一にやる仕事が交通費や交際費などの経費精算っていう人、いるのではないでしょうか?夕方は頭が働かなくなる時間帯であり、寝起きから8時間後が脳が停止する時間になります。
14時や15時が眠くなるのは、人間としての本能なんですね。この時間帯に頭を使うクリエイティブな仕事をしようと思っても頭は働きませんし、余計に眠くなって生産性は低下します。夕方にはルーチンワークをするようなタイムマネジメントを考えましょう。
夕方にお客様への企画書や提案書を考えようと思ってもなかなか手が進まないことありませんか?頭が働かない時はキーワードだけメモに残しておいてスッパリと家に帰り、次の日の朝から取り組んだ方が生産性が高くなります。
家に帰る途中に脳に刺激を与えると新しいアイデアが生まれることがあります。パソコンの前にずっと座っているよりも、様々な情報を仕入れた方がアイデアが生まれやすくなります。
タスクは前日にまとめておく!
次の日の朝から仕事をスムーズに進めるためには、前日にタスクを整理しておくといいでしょう。
私は手帳に明日やるべきことを羅列して書くようにしています。たったそれだけで、朝からの仕事がとても楽になりますし、起きてから「今日何するんだっけ」と考える憂鬱な時間が無くなりました。
タイムマネジメントを掘り下げていくともっと深いタスク管理手法や生産性向上のツールがあるのですが、今回ご紹介した内容を試すだけでも立派なタイムマネジメントと言えると思っています。
まとめ:タイムマネジメントで効率化
仕事ができるビジネスマンは、タイムマネジメントが体に染みついています。苦手だった若手の頃もあるでしょうが、自分なりのタイムマネジメントを身に着けるための努力をしているはずです。
タイムマネジメントのコツは、意識と実践あるのみです。タイムマネジメントが苦手な人は、是非ともチャレンジしてもらいたいと思います。