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アイデアが生まれないあなたに13個のオレンジを~ラテラルシンキングのすすめ~

どれだけ悩んでもアイデアが生まれない時は、時間をかけてもアイデアが出てきません。誰にでもアイデアを生み出す思考の壁が存在していて、その壁は高さも分からないので頑張ればどうにかなるものではありません。

ではどのように壁を乗り越えればいいのでしょうか。考えても考えてもアイデアが生まれないあなたへ、ラテラルシンキングのヒントを送ります。

 

 

13個のオレンジとは?

13個のオレンジとは?

目の前に13個のオレンジがあります。これを4人の子供で分けようとした場合、どうすればいいでしょうか。1人に3個のオレンジを渡すとオレンジが1個残ります。残ったオレンジを4つに切って分けますか?

13個のオレンジとは、ラテラルシンキングの有名な問題です。一般的には、13個のオレンジをジュースにすれば、4人に平等に分けることができますよね、って考え方です。ラテラルシンキングとは、ロジカルに順序だてて考えるのではなく、一気に答えてを導き出す考え方です。

13個のオレンジの例を仕事に照らし合わせると、オレンジは固体でなければならないという思い込みのルールによって思考が縛られていることを表します。

ただ私は結構ひねくれているので、言っていることは分かりますが、この方法だとオレンジの魅力がなくなるのではないかと思うのです。そもそもオレンジを食べたいのにジュースにされるくらいなら、オレンジジュース買うわってなります。1個のオレンジは大人が食べて、3個ずつ配ればいい。これはこれでラテラルシンキングなんですよね。

アイデアが生まれなければルールを破れ

アイデアが生まれない人は、条件に縛られていることが多いです。一度、条件を取り外して思考を巡らせると、13個のオレンジのようにアイデアが生まれやすくなります。

  • 新しい入浴剤を考える→お風呂の中じゃなくていい
  • パワポがまとまらない→手書きにすればいい
  • 商品が売れない→そもそも売らなければいけないのか

社会人だからルールはもちろんあるのですが、前提条件があることでスコープを狭くしているのならもったいないことです。上司が示した目標だけが、会社が目指すゴールだとは限らないのです。一度アイデアを遠くに飛ばしてみてはいかがでしょうか?

私がラテラルシンキングを学び出した時、どうしても考え方に慣れることができませんでした。聞いたその時は「確かに・・・なるほど・・・」と納得するのですが時間が経過するとまたロジカルな脳になっているのです。ラテラルシンキングを身に着けるためには常に意識をすること、そのためにもノートに日々水平思考のアイデアを書き留めると習慣化されやすくなると思います。私が実践してラテラルシンキングを身に着けるきっかけになった方法です。

まとめ

誰にでもある高い壁は、実は横幅が狭い場合があります。登るのではなく、横に進んでいくと人が通れる穴があって、向こう側に行けるかもしれません。

ラテラルシンキングは、常識を疑うことで答えを導き出すものです。「発想を飛ばす」感覚を高めれば、目の前に壁が立ちはだかった時に焦ることなく冷静なアイデアが出せるようになります。

仕事でもプライベートでも横道は大切。見えないものが見えてくる。