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採用担当の本音「マネジメント経験」とは何なのか?

「マネジメント経験」のキーワード、これから転職を検討しようとしている人や転職活動中の人はよく目にするのではないでしょうか。

応募書類でよく目にする条件「マネジメント経験必須」は、どこまでマネジメントしていたらいい?役職経験もあった方がいいの?

長年、中途採用の面接をしてきた私が「マネジメント経験」とは何を表しているのか、を本音でお伝えします。

 

マネジメント経験とは?

マネジメント経験とは?

マネジメントのキーワードを初めて聞いたというビジネスマンはいないと思いますが、概念を理解している人は多くありません。マネジメントは突き詰めると、非常に奥が深い考え方です。マネジメントを詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

さて、転職の際に目にする「マネジメント経験」ですが、どのような経験のことを指すのでしょうか?

前職で役職者であった必要がある?主任?課長?いやいや、役職がなかったとしてもプロジェクトを取りまとめてたらオッケー?「マネジメント経験があります!」と答えることができるラインとは?

採用担当をしていた私の考えは、マネジメント経験はこれだ、という答えはありません。役職者であってもいいですし、一般社員でもいいです。応募書類に端的に表現できる言葉としてマネジメント経験と書いているのです。

重要なのは、マネジメント経験が何を指しているかではなく、応募する会社がどのような人材を求めているのかを考えることです。

会社が求めるマネジメント経験

マネジメント経験のある方を歓迎します!の意味をかみ砕くと、以下のようになります。

  • 人とコミュニケーションを取るのがうまい
  • 組織を引っ張っていくリーダーを目指している
  • チームで利益を生み出すことができる

「マネジメント経験に自信があります!」という転職希望者は、これらの項目に全て当てはまると思います。少なくとも書類審査は、問題なくクリアできる人材であるということです。

逆に言うと、上記の項目に全く当てはまらない人はマネジメント経験必須の企業に応募しても合格は難しいということになります。責任のある仕事はしたくない、という人はその企業とは合いません。

採用担当者は、応募してきた人がコミュニケーション能力があるか、将来リーダーになる素質があるのか、会社に利益貢献してくれるか、を見抜こうとしています。面接という1時間の中で応募者を判断しているのです。

採用担当者の本音として、上記3つの項目に1つでも当てはまるものがあるのなら、「マネジメント経験必須」の会社に応募しても問題ありません。勝負は応募するためのハードルではなく、面接で正直に自分をアピールすることなのですから。

応募を悩んでいる方に。マネジメント経験がある!と自分で決めちゃえば、働きたい会社に応募することをお勧めします。採用担当者は、これまでの経歴を見て書類審査をしています。ダメなら書類選考で落とされるだけのこと。マネジメント経験の条件が邪魔をしてチャレンジしないことは、とてももったいないことです。