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コンビニの深夜勤務は仕事がはかどる!24時間営業廃止に求められる生産性

 

 

24時間営業のコンビニが減少傾向にあります。

 

私は大学時代、セブンイレブンとファミリーマートで深夜バイトをしていました。大学でも部活をしていたので、深夜に働けて時給のいいバイトとなるとコンビニが一番良かったのです。

 

深夜に働くことの怖さのようなものも多少はありましたが、それ以上に仕事はやりがいがあり、稼ぐこともできたのでとても気に入っていました。深夜営業のコンビニが減っていくのは、利用者の立場から見ても少し寂しい気もしますが、これが働き方改革の流れなのでしょうね。 

 

しかしながら、コンビニの深夜勤務は仕事がとても「はかどる」のです。コンビニが24時間営業を廃止することによって生まれる弊害は結構多いとみています。今日は、コンビニの深夜勤務で実施してきた体験談と、その先に求められる生産性について解説します。

 

 

深夜のコンビニはやることがたくさん

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コンビニの深夜に来るお客さんの数は多くありません。そのため、バイトも暇なのでは?と思われる方がいるかもしれませんが、仕事はたくさんありました。

 

また、仕事の1つ1つが深夜だからできることが多かったので、それなりにやりがいもありましたし、生産性がとても求められる職場でした。15年前の話ではありますが、今も深夜の仕事内容は大きく変わっていないと思います。

 

ドリンクの補充

 

コンビニでドリンクを売っている冷蔵庫の裏は倉庫になっていて、裏から入ってドリンクの補充をします。冷蔵庫の中での作業になりますから、専用のジャンバーを着て手袋をはめた状態で作業をします。

 

深夜にはペットボトルや缶飲料の段ボールを開けて、不足しているドリンクを補充していきます。コンビニでは日中も補充をしているのですが、長時間レジを空けるわけにはいきません。そのため、深夜に日中勤務の人が補充しやすいように段ボールからドリンクを出して置き、余った分は裏の棚に並べて置いていきました。

 

この作業だけで1時間以上かかるのですが、深夜のこの業務が日中の業務の生産性をアップさせるためにとても大切だったのです。

 

床のワックスがけ

 

店舗によると思いますが、私が働いていたコンビニでは深夜に毎日床のワックスがけをしていました。専用の機械があって(手で押しながら磨く大型の機械)店の全体を掃除します。これも大体1時間以上かけて実施していました。

 

床をワックスがけすると、お店の中が明るくなるくらい光が反射してピカピカになります。自分が働くお店がきれいになるのは気持ちがいいもので、やりがいがあった業務になります。

 

床のワックスがけも日中することができませんから、深夜のバイトがする重要な業務の1つです。

 

機器の洗浄

 

コンビニには、肉まんが売っていたりおでんが売っていたり、今は焼き鳥や唐揚げなども当たり前のように販売しています。

 

これらの機械を洗浄するのも深夜の仕事の1つでした。深夜はお客さんが少ないため、タイミングを見て洗浄して朝イチに来られるお客様さんのために準備を進めていたのです。お客さんの口に入るものですから、毎日丁寧に洗浄することが求められます。

 

雑誌を棚に並べる

 

各種雑誌は、大体朝の4時くらいに到着していました。朝刊が届く時間より少し早いくらいの時間です。日によってはかなり大量の雑誌が届くので、お客さんがいなければ2人で一気に取り掛かっていました。それでも長い時には30分以上かかっていましたね。

 

4時過ぎとなると体に疲れがたまってきていて、頭もボーとしてくる時間帯です。深夜のバイトの中で一番厳しい作業だったかもしれません。

 

深夜のコンビニは2名勤務でして、相方も大学生が多かったです。大学生がつかれた体で深夜に働くなんて、手を抜くような気がしますよね。でもなぜか、働くとなるとみんな一生懸命に働いていましたね。

 

これから求められるコンビニの生産性

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さて、コンビニが24時間営業廃止となれば、これらの業務をすべて日中にしなければなりません。

 

売上だけで見れば日中が9割なのでしょうが、こういった間接業務を見落としてしまうとコンビニは回っていかなくなります。

 

逆に言えば、これらの深夜にやっていた業務を日中にうまく回すことができれば、深夜の人件費を削減させることができるとも言えます。オーナーの方は、働き方改革の流れの中で、いかに店舗の生産性をアップさせていくかを考えていく必要があるのです。