- もっと成長したい!
- 新しいことに挑戦してみたい!
- 仕事を心から楽しみたい!
こんな風に思っている若手社員のみなさん。
成長したい思いとは裏腹に、なかなかチャレンジに踏み切れていないのではないでしょうか。新しい仕事にチャレンジしてみたいと思っても現状維持を望んでしまう自分と葛藤したことがあると思います。
現状維持を望むのは、人間の生理現象で『恒常性』といいます。
恒常性は、人間誰にでも起こる生理現象だから仕方ないと言えばそれまでなのですが、恒常性を突破した時にスキルの変化が起きるものです。
そして、変化が起きると成長につながります。
今日は「変化を起こすためにはインプットを変えるべし!」をテーマに若手社員目線と部下を持つ上司目線の2パターンで解説したいと思います。
若手社員が自らの成長のためにインプットを変える!
人は新しい行動を起こそうとすると、それをストップさせる恒常性エネルギーが生まれます。
恒常性エネルギーは、厳しい精神状態からの復活やケガの回復など、人を通常のライフサイクルに戻すために必要なエネルギーです。しかし、恒常性エネルギーはビジネスの場面で「成長するために必要な変化」を止めるエネルギーでもあります。
恒常性のエネルギーを突破して変化を求める意識改革をするためには、インプットを変える必要があります。新しいことにチャレンジしたいけれど、あと一歩が踏み出せないというあなたは、インプットを変える習慣を身につけるといいでしょう。
インプットを変える方法
日常生活の中で、インプットを変えるために何を意識して行動すればいいのでしょうか。
例えば、通勤経路を変えてみる方法があります。これまで見慣れていた風景とは違った新しいインプットを増やす機会になります。読んだことが無いジャンルの本を読んだり、話したことが無い人とコミュニケーションを取ったりするのもインプットが変わります。
変化することが楽しいと思えるようになると、恒常性エネルギーよりも変化のエネルギーの方が強くなり、新しいことにチャレンジすることが楽しくなってくるのです。
- 新しいことにチャレンジをする
- チャレンジが楽しくなりインプットが増える
- 変化が起きて成長につながる
このような好循環をビジネスの中で生み出すことができるようになるのです。成長するための方法を探すのも良いですが、変化を起こすことで成長のレールに乗ることができ成長をより実感できるようになります。
上司が部下の成長のためにインプットを変えてあげる!
スキルアップに伸び悩んでいる部下がいたら、上司から部下のインプットを変えるマネジメントをしてあげましょう。
今は、現状維持を望んでいる部下が増えてきています。仕事に対してワクワクするようなことを自分から見つけることができず、それならばプライベートが充実してたらいいや、と考える傾向にあるのです。スキルアップをしたいと思っている部下は、伸びしろがある大切な人材です。
上司がインプットの変化を与えてあげることによって部下のモチベーションをアップさせ、恒常性エネルギー以上にチャレンジ精神をつけてもらうようにしましょう。
インプットの変化については、以下の記事に詳細を記載しています。
是非とも参考にしてみてください。
まとめ:インプットを変えて行動を変える
新しいことを始めるために必要なのはマインドです。どれだけ勉強をして、どれだけ新しい知識を身につけたとしても、マインドが変わっていなければ行動は起こせません。
インプットが変わることで新しいことへ行動するエネルギーが生まれます。自ら行動を起こした人は必ず成長をします。行動が成長につながったと実感することで、また新しいチャレンジをする、成長の好循環を生み出すことができるようになるのです。